Feature
特集と題しまして、特定の作家の新作の中より、オススメの作品を紹介させて頂くウェブサイト特別企画です。
作品はオンラインでご購入頂けます。店舗内でも展示しておりますので、ぜひご来店ください。
斑唐津茶碗 | 木俣薫
これも斑唐津?と思われる方も多いかもしれませんが、全て斑唐津のお茶碗になります。
碧彩に続き、新たな試みとなります練込等、その表現の幅が広がりつつございます。
独立から30年、大阪での個展という機会を得て、積極的に作陶、とりわけお茶碗に集中されおります。
これを機に次なる段階へ登る何かを掴まれたように感じます。
まさに、「第二楽章」が始まりました。どんな演奏をしてくださるのか、楽しみでなりません。
小服碗 | 樋口雅之
小服碗の楽しさ
私に小服碗というものの楽しさを教えてくれたのは樋口さんでした。
もう20年ぐらい前のことでしょうか。それは黒織部の小服碗でした。
小服碗の良い点は、それは茶碗ほど大きくなく、日常の器として用途に限定はなく、様々なものを注いで楽しむことができる点です。
何よりも手付きのカップにはない、手で碗を強く握ることができることで、碗そのものを感じることができる点です。
それは造形的なもの、作家の手の感触等情報量は多く、やきものの大切な楽しみでございます。
熱いものは確かに最初は熱くて持ちにくいですが、しばらくすると、それが手に温もりを与えてくれます。
私は小服碗の楽しさを知り、備前の作家さん達にも作って頂きました。今ではそれらは人気商品となりました。樋口さんに感謝です。
今回はやや大きめ8作品と、従来の大きさの7作品の計15作品。窯出しされたばかりの新作をご紹介させて頂きます。
やや大きな作品群は、まさに小さめの茶碗であり、風格が漂っております。
粘土の塊を削って成形したことにより、面白い独特の造形となっている作品もございます。
抹茶、煎茶、珈琲、焼酎、深向付としても、長い年月、皆様の日常の愛用の器として活躍されることでしょう。
お花見の季節、旅茶碗としても良いですね。
是非、この機会に小服碗に親しんで頂きたく存じます。
Feature 伊賀・信楽 | 古谷和也
備前に比べ朗らかな印象の信楽、ザックリとした土の質感と自然釉の美しい色合いはなんとも魅力的です。
古谷さんの工房へ伺って、選ばせて頂いた茶盌や花器、酒器等を紹介させて頂きます。
Feature New Works | 石井隆寛
石井隆寛 プロフィール
1977 東京に生まれる
2000 隠崎隆一に師事
2006 独立
2007/2008/2009 備前焼ギャラリー青山にて個展開催
Feature 金泥、彩色、窯変 | 茶盌 | 石井隆寛
星雲や銀河、大地の成り立ちを感じさせるような茶盌、大ぶりですが迫力に満ちており、まさに陶芸の魅力が詰まった作品です。技巧を凝らした作りとなっており、様々な素材を使用することにより、新たな質感を表現しております。見る角度や光の具合により色合いも変わり、見るたびに新たな発見をすることが出来る作品となっております。
石井隆寛 プロフィール
1977 東京に生まれる
2000 隠崎隆一に師事
2006 独立
2007/2008/2009 備前焼ギャラリー青山にて個展開催
Feature 武末日臣 | 粉引、井戸
窯の中で隣に置かれた作品でも色合いが異なる不思議がやきものには存在します。同一作品内に現れたものも(片身替わり)存在します。酸素濃度が影響したりするものですが、その窯変は面白いものです。井戸でも青みがかったものの美しさ、枇杷色等の柔らかさと、どちらが好みか、青の中でも艶ありやマットな感じと微妙にニュアンスが異なっております。武末さんの青は特に魅力的でオススメです。貫入の具合も味わい深いです。長く使うことでゆっくり表れてくる景色、選ぶも使うも楽しみです。
武末日臣
1955 長崎県上対馬生まれ
1989 高麗李朝陶磁研究のため渡韓
井戸、三島等の古窯跡発掘調査を行う
以後、毎年渡韓し調査研究
1990 対州国島大国魂神社神職となる
1994 対馬大浦に窯を築く
1996 以降全国各地にて個展開催
備前焼ギャラリー青山にて個展開催
作品の詳細はこちらOnline Feature よりご覧頂けます。
展覧会アーカイブ
相賀真志郎2023
Bizen & Shigaraki | Shinjiro AIKA
大岩智之 2023
Bizen | Tomoyuki OIWA
石山哲也 2022-2023
Shigaraki | Tetsuya ISHIYAMA
曽我尭 2021
Bizen | Takashi SOGA
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2020年以前に開催された展覧会で販売された作品の一部をご覧頂けます(別サイト)。
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