展覧会 | 特集
当店では、備前焼作家の展覧会を開催しております(年に数回、備前焼以外の作家の展覧会を開催させて頂いております)。
展覧会は作家の優れた作品に出会う絶好の機会でございます。
作家在廊日には作家と話すことで、作品についての想いなど交流を深めて頂けます。お気軽にご来店下さい。
展覧会 8月8日- 8月29日 曽我尭展
(この展覧会はオンラインエキシビション形式での開催とさせて頂きます。店舗内でも通常の個展同様、実物を展示しております。また印刷物によるDM等のご案内はございません。)
土の柔らかな表情を目と手で感じて頂ける曽我さんの作品
曽我さんの作品には、独特の手触り感がございます。初めて触れた数年前より、一貫して感じる感覚です。何がその主な理由なのか気になり、何度と曽我さんに聞いてみたほどです。持って生まれた感覚や手によるものか、または土や焼成、焼成後の手入れなどによるものか、現代の便利なツールを使うことなく、耐火煉瓦を使用しない細長い窯を低温で長時間焚く独特のスタイル故のことなのか。。。答えはわからないものの、それら小さなこだわりが重なり合っているのではないか、と曽我さんは答えられました。画像だけでは感じて頂けませんが、曽我さんの作品は見た目と異なり、手に取った瞬間にその軽やかさに驚く方も多いことと存じます。特に徳利などは顕著です。酒がどれほどの量残っているのか判るようにとのこと。今回の特徴としまして、ぐい呑の作りが変わりました。口縁がややぽってりと。食器等作りの巧さにもご注目ください。多くを語ることのない曽我さんは、作品が語ることを目指し精進されております。照明の下でも感じますが、ジワジワジワジワ来る土の質感をお楽しみ頂きたいです。ご高覧頂けますようお願い申し上げます。伊藤
開催中 Online Exhibition
出品作の中よりオススメの作品をご紹介しております(日英共通ページ)
特集
新作入荷の中より、オススメの作品をご紹介する「特集」と題しましたWeb特別企画です。
作品は店舗内でも展示しておりますので、ぜひご来店ください。
Web 特集
NEW 金泥、彩色、窯変 | 茶盌 | 石井隆寛
Web 特集
武末日臣 | 粉引、井戸
窯の中で隣に置かれた作品でも色合いが異なる不思議がやきものには存在します。同一作品内に現れたものも(片身替わり)存在します。
酸素濃度が影響したりするものですが、その窯変は面白いものです。井戸でも青みがかったものの美しさ、枇杷色等の柔らかさと、どちらが好みか、青の中でも艶ありやマットな感じと微妙にニュアンスが異なっております。武末さんの青は特に魅力的でオススメです。貫入の具合も味わい深いです。使っていく中でどのように変化して行くものなのか、選ぶも使うも楽しみです。
武末日臣
1955 長崎県上対馬生まれ
1989 高麗李朝陶磁研究のため渡韓
井戸、三島等の古窯跡発掘調査を行う
以後、毎年渡韓し調査研究
1990 対州国島大国魂神社神職となる
1994 対馬大浦に窯を築く
1996 以降全国各地にて個展開催
備前焼ギャラリー青山にて個展開催
作品の詳細はこちらOnline Feature 3 よりご覧頂けます。
>>>Web 特集アーカイブ
>>>展覧会アーカイブ
過去に開催された展覧会で販売された作品の一部をご覧頂けます(別サイト)。
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