近年、断捨離という言葉をよく耳にします。
味わいのある手作りのもの、自分で選んだ自分の世界観を形成してくれるもの、愛着のある慣れ親しんだもの
そうした「もの」の中で生活されている心豊かな人は、果たして断捨離という行為をするでしょうか?
良いものを大切に使うことをしていないからこそ、断捨離という行為をするのでしょう。
思い出のつまった「もの」で満たされた自分の空間ほど、落ち着くところはありません。
当たり前ですが、こだわりなく買って、こだわりなく捨てるようなことをしてはならない。
親から子へ受け継がれる「もの」であって欲しい。
成熟した社会は成熟した人から構成され、国となる。
「良いもの」を大切に使う人がたくさん増えることこそが、一番望まれる姿ではないでしょうか。。
(写真は生まれてきた「もの」)